状況対応型リーダーシップ1
◇意欲ある初心者:発達段階①
《適正能力:低、やる気:高》
誰でも仕事を習い始めるころは、熱心な初心者である場合がほとんどです。どんな指導でも、与えられれば受けようとします。結局は、仕事をうまくやりたいと望んでいるのです。
すなわち、意欲ある初心者(適正能力は低いが、情熱とやる気のある人)には、『指示型』のリーダーシップスタイル、細かく指示を与え、仕事の達成をきめ細かく報告させ監督してあげて成長を自ら実感させてあげる必要があるのです。
やる気があるから、ベテランだから、「放っておいても大丈夫」と考えるような一極的な考えは間違えます。人は「性善なれど、弱し」なのです。この発達段階にある人に対しては、最初から厳しいと見えるかもしれませんが、そんなことはありません。なぜなら、この発達段階にいる人は、本人自身が何でも学びたいと思っているわけですから。
また、熟練者にその熟練している仕事の内容について細かく指示、進捗を事細かく監督していたらどうでしょうか。たぶん、何もわからないくせにとか、信頼されていないと感じてやる気を無くすだろうし、もっと参画型のリーダーシップスタイルを好むだろうと思います。。。
次回は、状況対応型リーダーシップ2
◇期待はずれに遭遇した学習者
:発達段階②
《適正能力:中、やる気:低》
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